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AutoRace.JP「オータムキャンペーン」LP制作:BEM設計とレスポンシブ対応によるUI/UX構築

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プロジェクト概要

AutoRace.JP様の「オータムキャンペーン(11月)」の告知とエントリー受付を目的とした、ランディングページ(LP)のフロントエンド開発全般を担当しました。ターゲットであるオートレースファンおよび投票会員様に対し、キャンペーンの魅力を直感的に伝え、スムーズなエントリーを促すUI/UX設計を目指しました。

採用した技術スタック

  • HTML5
  • CSS3 (Sass/SCSS)
  • JavaScript (ES6+)
  • jQuery
  • Adobe Fonts (Webフォント)
  • Google Tag Manager (GTM)

これらの技術を選定し、保守性とパフォーマンスを両立させたモダンで効率的な開発環境を構築しました。

私がこだわった設計と実装

保守性と拡張性を考慮したCSS設計

将来のキャンペーン展開や変更に迅速に対応できるよう、CSS設計にはBEM(MindBEM/FLOCSS)の概念を導入しました。具体的には、クラス名を以下のように明確に分離しています。

  • Project (p-): ページ固有のレイアウト(例: p-hero, p-courses__item
  • Component (c-): サイト全体で再利用可能なUIパーツ(例: c-button, c-card
  • Utility (u-): 汎用的な補助スタイル(例: u-pc-hidden, u-sp-hidden

この設計により、スタイルの競合を防ぎつつ、コードの可読性と再利用性を大幅に高め、堅牢なスタイリングを実現しました。

デバイスに最適化されたレスポンシブ実装

スマートフォンからPCまで、あらゆるデバイスで最適な情報体験を提供するため、モバイルファーストなレスポンシブデザインを精密に実装しました。

特にメインビジュアル(ヒーローセクション)では<picture>要素を採用しました。これにより、デバイスの画面幅(ブレークポイント)に応じて、PC用とスマートフォン用に最適化された異なる画像を効率的に配信し、不要なデータ転送を削減しています。

ユーザー体験(UX)とパフォーマンスへの配慮

ユーザーが迷わず目的(エントリー)を達成できるよう、CTA(Call To Action)ボタンをページの上部と中部に効果的に配置し、コンバージョンへの導線を確保しました。

また、ページの初期表示速度を向上させるため、<script>タグにはdefer属性を付与しました。これにより、HTMLの解析をブロックすることなくJavaScriptを非同期で読み込み・実行させ、ユーザーの体感速度(Core Web Vitals)の向上に配慮しました。

タイポグラフィによるブランディング訴求

キャンペーンの信頼感と魅力を視覚的に伝えるため、Webフォント(Adobe Fonts)を導入しました。デザインの意図を正確に反映したタイポグラフィを実装し、ブランドイメージの向上に貢献しました。